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  • 執筆者の写真Ryoko

あなたの血糖値はどのタイプ


今日は血糖値についてお話しをしますね。




血糖値とは血液中のブドウ糖の量。


血糖値が高いと糖尿病になる。

血糖値を気にするのは糖尿病の方が多いのですが、

糖尿病と診断を受けなくても血糖値に目を向けることは非常に大切なことです。



わたしたちは血糖値を一定に保つことにより体を維持しています。


血糖値は高すぎると、余分なブドウ糖を中性脂肪に変えて体にため込みます。


逆に低くなるとどうなるのでしょうか。


血糖値が低くなりすぎると、体は緊急事態。

血糖値を一定に保つためにあらゆるホルモンを出して緊急事態を回避しようとします。



緊急事態だと体にさまざまな不快な症状を出して私たちに知らせてくれます。


手足の冷え

動悸・頻脈

頭痛

めまい・たちくらみ

手指の震え

首・肩・背中の凝りや張り



身体的症状以外にも精神的な症状も出ることも。


イライラ・攻撃的

やる気がなくうつっぽい

感情のコントロールができない

何をしても楽しくない

興味やときめきがない

考えがまとまらない

やたらと甘いものが食べたい






正常の血糖値は青のグラフのようにきれいな曲線。

食事をするとインスリンがうまく出て、急上昇も急降下もせず血糖値は安定したまま。



不調を感じやすいのは赤いグラフの方。


食事により血糖値が急上昇。(インスリンの効きがわるい)

   ↓

血糖値が高くインスリンが足りないと体が反応。インスリンをジャブジャブ出してしまう

   ↓

インスリンが出すぎてたことにより血糖値は急降下

   ↓

今度は血糖値が下がりすぎて緊急事態

   ↓

血糖値を維持するため、あらゆるホルモンを出して血糖値を上げようと回避

   ↓

血糖値が安定してひと段落


ジェットコースターに乗っているみたい。

体の反応も心の反応も大忙しです。

こんな状態が1日何回も続くと体も心も落ち着きませんよね。



常に血糖値が高い状態だと、血液検査で血糖値やHbA1cなどが高く血糖値の異常をみつけやすいのですが、

赤のグラフのような方は空腹時血糖は正常である。

高い時と低い時があるため、平均値であるHbA1cは正常値で出ることがある。

このため血糖値の異常を見つけにくい。



検査は異常がないが、体調に不調をかかえている。


そんな方は一度、食事のとり方を見直してみるのもいいかもしれませんね。


いくも薬局では指先簡易血液検査を実施しています。

一度、自分の状態が知りたいという方はぜひご相談ください。


場所・お問い合わせ

いくも薬局天神店

0835287474 ikumopharmacy@gmail.com 日本、山口県防府市上天神町3−20



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