よく噛んでたべること
春は気圧の変化が大きいですよね。
前日は低気圧の影響で頭痛が続いていましたが、今日はとてもよい天気。
すっかり体調もよくなりました。

さて皆さんは、何回噛んでたべていますか?
1回につき30回以上咀嚼するのが理想です。
よく噛んで食べることの重要性。
咀嚼することで食べ物が小さくなるため消化への負担が減る。
また唾液の分泌量が増え、消化もよくなる。
唾液中に含まれる消化酵素アミラーゼは、デンプンと反応して麦芽糖へ分解します。
咀嚼することにより食べ物と混ざり消化を助けています。
※唾液の働きはこれ以外にもありますが、今回は割愛します。
私自身、よく噛んで食べたときと、噛まずにたべたとき
胃の負担がかなり違うことを認識しています。
咀嚼に心がけたときは
消化もよく胃の負担も少ない。
食べたあとも胃やお腹の軽さを感じます。
そして次の食事のときに適度な空腹感。
逆に噛まなかったとき。
なんだか胃が重い。
いつまでも胃が張っているような感じ。
次の食事も時間になったから食べる義務的なものに。
食べ物はいろんな栄養素を含みます。
きちんと栄養を吸収するには消化は大切です。
例えば、鶏肉をたべたとして、
その全てが栄養として使われるのではありません。
鶏肉のたんぱく質
↓
消化
↓
アミノ酸まで分解
↓
自分の体でアミノ酸を作りかえる
↓
臓器、筋肉、皮膚、髪などに使われる
きちんと消化できること。
食べた栄養素を最大限吸収できます。
いくらよい物を食べても消化・吸収できなくては意味がありません。
咀嚼は栄養療法にとって基本ですね。