山口漢方研究会
4月、山口漢方研究会に参加してきました。
先月の続きでストレスのお話でした。
中医学でいうと春は肝に負担がかかる季節。
肝は
季節は春。
感情でいえば怒。
好む味は酸味。
肝は疏泄を主る。
肝のお仕事は、全身の気を運行させ、さらに精神状態を安定させることです。
春、植物がのびのびと育つように
肝ものびのびとし、気持ちのよい状態を好みます。
しかし、のびのびできないと
感情は「怒」
イライラ怒りっぽかったり、憂鬱になったり。
それが胃腸にまで影響。
ゲップ、胃もたれ、下痢、腹痛、お腹が張るなど。

さてここからは栄養の話。
春は肝に負担がかかる季節。
↓
肝臓に負担によりエネルギーがうまくつくれない。
↓
血糖値が乱れやすい。
↓
自律神経が乱れる。
↓
精神的にも肉体的にも負担がかかる。
春は血糖値が乱れやすくなり、自律神経が乱れやすい。
アプローチとしては
エネルギー不足を補うため、捕食をとり血糖維持を図る。
肝が好む酸味のあるものを食生活に取り入れる。
柑橘系などの香りのよいアロマやハーブティーもいいですね。
4月に入って急に倦怠感と眠気、やる気がなくなってしまった私。
この方法で体調改善してきました。
生活に慣れてきた頃(いわゆる五月病)に、どばっと症状が出る方もいますので、今からケアが大切ですね。