
春はストレスがたまりやすい季節。そんなときの対処法は?
暖かくなる春は、寒い冬の時期に体の中に閉じ込めていたエネルギーを外に出していく季節です。ずっと冬眠していた体と心を伸びやかにするといったイメージですね。
春になり植物やお花の芽が出て、ぐーんと成長してくるのと同じです。
これがうまくいかないと体に負担になることがあります。
いわゆる春の不調。
また卒業、入学、就職など環境の変化が多く、心も体も変化が大きい時期でストレスがたまりやすい時期でもあります。
先日、参加した山口漢方研究会では、そんな時期にぴったりの「ストレスについて」の内容でした。

さて、よくストレスのせいで不調が続いている、自分で気持ちのコントロールができないのはストレスのせいかも・・・なんて思ったりすることありますよね。
一体、ストレスってどんなものなんでしょうか。
ストレスとは・・・
「外部からのさまざまの刺激によって自分の身体や心に負担がかかり歪みが生じること」をいうそうです。
なんだかわかるような、わからないような。
簡単に言うと「外からの刺激に対して自分がどう感じる・思うか」ということです。
例えば、
外で風にあたったときに「気持ちいい!!」と感じるか、「嫌だ、不快!」と感じるか。
食べ物を食べて「美味しい!」と思うか、「まずい」と思うか。
心身一如(しんしんいちにょ)という言葉があります。
こころとからだは一体である。
自分がどう感じて、どう思うかが体のサインとして現れてくるんですね。
どんな形で体のサインが出るかはひとそれぞれ。
漢方薬ではその人にあった細かい対応ができます
これを解消するためには気を補い、気を巡らすということ
気(エネルギー)を補うたべものとしてはイモ類や米類など甘みを感じるものがおすすめです。甘みといっても砂糖を使った甘いお菓子やジュースはNGです。
気を巡らすには香りの良いものがおすすめです。例えば、柑橘類や香味野菜など。
アロマやハーブティーなどもいいですね。
お好きなお茶を寝る前にゆっくり飲むのも気持ちがリラックスできます。
それでも不調があるかた、悩みがある方、まずは漢方相談にお越しください。
(戎町店にて受付中)